「私を構成する9枚」10代に聞いてた音楽がその人のベストソングになる!とは良く言ったものですね
トピック「私を構成する9枚」について
色んな方の「私を構成する9枚」を見て面白いなーと思い、僕も作ってみました。
どこかで読んだ「10代に聞いてた音楽がその人のベストソングになる」っていうのはこういうことなんだな。もはや年代がバレバレ。でもどのアーティストもアルバムも思い出の曲達ばかりなんです。では左上から選曲理由をつらつらと。
hide:「PSYENCE」
hide兄曰く「最少人数で最短時間で最高のアルバムが出来た!」とのこと。本当に全曲捨て曲なしのアルバム。ERASE、限界破裂、DAMAGEとかのhideらしい曲から、Lemoned I Scream、Hi-Hoみたいな曲まで、hideの音楽的な引き出しの多さと、それをカッコよくて可愛い曲に仕上げるセンスを見せつけてくれます。そしてMISERYは本当に名曲。辛い時、苦しい時に何度も救われた曲と歌詞。
MUSE:「Origin of Symmetry」
最近では鉄拳のパラパラ漫画やオリンピックのテーマソングで日本でも有名になったMUSE。彼らの世界観が確立されたと思う2ndアルバムが個人的には一番好き。大学時代に友人とコピーしたのも良い思い出です。無駄に壮大、カオス感溢れる楽曲、Xが好きな人は好きになる!かもw
Dragon Ash:「Viva la Reolution」
- アーティスト: Dragon Ash,降谷建志,ACO,ZEEBRA
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1999/07/23
- メディア: CD
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ミクスチャーロックとヒップホップを融合させたアルバム。このアルバムからJ-POPはV系乱発地獄からヒップホップ乱発地獄に各レコード会社がシフトしていったように感じる。このアルバムと「Lily of da valley」で頂点を極め、ZEEBRAにdisられ、「HARVEST」での復活、それまでのストーリーが好き。
L'Arc~en~Ciel:「True」
内輪で「 ○○のどのアルバムが好き?問題」が良く起きるラルク、ルナシー、ミスチルの一角。ラルクの一番好きなアルバムは本当に難しい。ただアルバム全体の統一感とか1曲ごとのクオリティを考えると、個人的にはこの「True」かなと。捨て曲が本当にない。そして「flower」と「風に消えないで」はやっぱりたまに聞きたくなる!
X JAPAN:「Art of Life」
YOSHIKIの半生を綴った1曲30分のミニアルバム。ロック、クラシックの要素を融合させて、途中でピアノのインプロ(即興演奏)まで入れた大作。Xも「VANISHING VISION」、「BLUE BLOOD」、「Jealousy」、「DAHLIA」のどれも捨て難い。でも全部のアルバムを足して4で割って100掛けたら「Art of Life」に行きつく気がする。やっぱりXは何だかんだYOSHIKIの世界観で出来上がってるバンドだと思う。そして1曲30分の曲を作って出すという、そのアーティスト然とした生き様に、今でも痺れる。
LUNA SEA:「STYLE」
LUNA SEAをちゃんと聞き始めたのは「終幕」してからの数年後。それまでは河村隆一のソロのイメージが強くて敬遠してました。 LUNA SEAも一番好きなアルバムに困るアーティスト。「IMAGE」、「MOTHER」、「LUNACY」あたりと迷ったけど、最後は「STYLE」にしました。このアルバムは本当に各メンバーの個性が爆発してる。J、SUGIZO、INORANの楽曲達に、真矢の最高に気持ちいいドラム、そしてRYUICHIのロック然とした歌声。活動休止前の壊れる寸前の儚さと強さがあるアルバム。そしてこのアルバム移行、RYUICHIは河村隆一として大ヒットするんだけど、当時のファンの人達はどんな心境で見守っていたのか。
THE END OF EVANGELON-新世紀エヴァンゲリオン劇場版サントラ
THE END OF EVANGELION ― 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版
- アーティスト: サントラ,ARIANNE,LOREN & MASH,Mike WYZGOWSKI,MASH,庵野秀明,Myra Hess,鷺巣詩郎,JAN PANENKA
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1997/09/26
- メディア: CD
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エヴァ直撃世代の僕。エヴァに大ハマりしてた僕は中3の時に映画館に見に行きました。映画なんてめったに連れて行ってくれない両親が、僕を近くまで連れて行ってくれたんだから、相当にハマってたんでしょうな。もともとXで少しクラシックもいいなと思ってたので、意外とすんなりクラシックが入ってきました。思春期の僕は、何度も何度もサントラを聞いて、映画の場面を思い出す日々を送ってましたとさ。「Komm, süsser Tod/甘き死よ、来たれ」は今でも聞いてしまう曲。
Dir en grey:「Withering to death」
- アーティスト: Dir en grey,京
- 出版社/メーカー: Fire Wall Division
- 発売日: 2005/03/09
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9枚の中で1番新しいことに衝撃を受ける。それでも2005年。就活時代のカオスな精神状態の時にアホみたいに聞いてました。乾いた死を連想させる雰囲気。「THE FINAL」とか「鼓動」とか死を連想させる曲なのに、聞くと元気になるから不思議。ネガティブを大声で撒き散らしたら、いつかはポジティブになることもあるよ!!
Mr.Children:「Mr.Children 1996-2000」
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2001/07/11
- メディア: CD
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これと「深海」で迷った挙句にこっちにしました。理由は「名もなき詩」と「ALIVE」が一緒に入ってる事と、一番初めにミスチルをちゃんと聞いたアルバムだったからですね。特にALIVEは仕事に疲れて帰ってる時に聞くのがおすすめ。ミスチルは大人になってようやく、歌詞に自分の年が追いついた気がする。改めて良さに気付くというか。そしてこの頃のミスチルがやっぱり一番いいと思うのは僕だけでしょうかね。最近の桜井さんの声は甘ったるいというか、幸せで満たされた人が歌う人間讃歌みたいな感じがして、いまいち聞く気が起きないです。いつかまた僕が今の桜井さんの年になったら良さに気付くのかもしれない。
まとめ
もう知らない人がぱっと見たらV系出身なんだなこの人、って思われても仕方ない選曲。(エックス、ラルク、ルナシーが好きな人はV系でくくられるのは大嫌いなんですけどねw)
全体的な傾向だけど、僕はやっぱりギター、ドラム、ベースにメロディアスな曲が好きなんだろうなと思いました。ただどのアルバム、アーティストも自分の思い出とリンクしてて、書いてて楽しかったですね。過去を顧みるというか。
そして老害的な発言だけど90年代の楽曲はやっぱりクオリティが高かったなと思う。ただ今の10代にはそれぞれの思い出の曲達がこれから出来上がるんだから、それはそれでいいのかもしれない!